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活動内容

ここでは自動車部の活動内容を紹介します。これら以外にも車に関することは色々挑戦しております。

SSラリー

SSラリーは道路使用許可を得て占有された公道上で行われる競技で、WRCや全日本ラリー、近年では北海道の地区戦もこの形式になっています。150km〜250km以上の距離を持つコースには10〜15のTC(タイムコントロール)が設けられています。各区間はそれぞれ、SS(スペシャルステージ)と呼ばれるタイムトライアル区間と、到着時間の正確さを競うリライアビリティ区間に分類されます。マシンには、常に的確な指示を与えるナビゲーターと、いかなる状況でもその指示通りに車を操るドライバーの2人が乗り込み、勝利のためには2人のコンビネーションがカギとなります。SSを最も速く、そしてリライアビリティ区間を最も正確な時間で走りきったクルーが勝利するのです。北海道の原野に、無数に点在する林道を堪能したければ、ラリーにつきるでしょう。

計算ラリー

計算ラリーは道路使用許可を得た公道上で行われる競技で、我が国において独自の発展を遂げてきたラリーです。七大戦や本州で行われているラリーではこの形式のものが多いようです。SSラリーとは異なり、このラリーではCP(チェックポイント)が設けられており、ほぼすべての区間で1秒単位の減点の少なさを競うリライアビリティランが行われます。クルーには各CP間ごとに異なる細かい指示が示された問題が渡され、その指示にしたがって正確に走行することが求められます。ナビゲーターは問題を読み解き、ラリーコンピューターと電卓、そして頭脳を駆使してドライバーを走らせます。ドライバーもナビの指示通り、そして問題製作者の意図するとおりに正確に走行する技術が求められます。いつ、どこに現れるか分からない次のCPをいかに正確に通過することが出来るか、クルーの総合力が求められるのです。当自動車部が最も力を入れている競技でもあり、近年の七大戦では無類の強さを誇っております。

ダートトライアル

ダートトライアルの競技会は未舗装(グラベル)のクローズドサーキットを舞台に開催されます。1〜2kmほどのコースが設定されます。これを2回走り、より速いほうのタイムで順位を競います。このコースは当日発表され、ドライバーは自らの足でコースを歩いて確認することができます。ベストなラインは? ブレーキングポイントは? ここはアクセル全開でいけるか?正確な判断と、それを実践できるテクニックを持つ者がベストタイムを叩き出せるのです。スタート前の緊張感、イメージ通りの的確なドライビング、土煙を上げての豪快なドリフト!これら全てがダートトライアルの醍醐味です。

ジムカーナ

ジムカーナはターマック(舗装路)で行われる競技です。競技はミニサーキットや駐車場の特設コースなどを舞台として、ダートトライアルと同様に1km程度のコースを2回走り速いほうのタイムで順位を争います。市販車に近い状態のマシンでも参加できるために初心者でも気軽に参加できるのが魅力ですが、勝利のためには様々なセッティングと、タイムを削り取る大胆且つ繊細なドライビングテクニックが必要です。全日本選手権ともなれば、モンスターマシン達が100分の1秒を争う大迫力のアタックが繰り広げられます。高速セクションでのスピード感、テクニカルセクションでの魔法のような車の挙動など、舗装路の極限を全身で体感出来るのがジムカーナの魅力です。

フィギュア

車で”フィギア”?初めて聞いたかたも多いでしょう。これは、車感、運転の正確さ・美しさを競う、少々異色の競技です。車の大きさにより、小型乗用、普通乗用、小型貨物などのクラスに区分され、それぞれ別のコースが用意されます。そのコースは教習所などを利用。これにさらにラインや障害物などで制限を加える、といえばその難しさを想像していただけるでしょうか。規定時間内に、コース上にある各ポイントにおいて指示された車輪を入れたりし、ゴールまで到達しなければなりません。狭いエリアでいかに速く、正確且つ効率的に方向転換・幅寄せなどを行なうか、知恵とテクニックの見せ所です。更に、運転姿勢やハンドル回しの正確さなども減点対象となります。非常にシビアな競技なのです。